0423-瞬きの途中

ジャニーズWESTのみなさん、デビューおめでとうございます。



大好きな瞬間があります。
彼が笑うと辺り一面がきらきらと輝いて見える、その一瞬が好きです。
それは、あるときは希望に満ちたまるで波のゆらめきで、
あるときは憂いを含んだ静かな夜の星空の瞬き、
またあるときは雨上がりの雲の隙間から差し込む太陽のようでした。


わたしは重岡くんの笑った顔が好きです。
楽しそうにきゃっきゃと手を叩くのも、
得意げに笑うところも、
少し寂しそうに笑うところすら愛おしくてたまりません。


泣きながら、それでも笑うなんてずるいよね?
この子はこうやって泣くんだなあって、知らない部分を見られてちょっぴり嬉しかったなにわ侍初日。
ずるいなあ、今まで見たことがない一面を見せられたら好きになってしまう。もう好きだけど、大好きだけど!これ以上ないくらい好きなのに、それでもあの日はきゅんとした。心の奥が熱くなって、涙も止まらなかった。


本当はジュニア担になる気なんてなかったのに、いつの間にか、気がついたら遠いところまで来てしまっていた。こんなに好きにさせて、責任取ってよとはずっと思っていた。こんなに好きになったんだから、こんなに君のことで一喜一憂するんだから、デビューしてくれないとわたしが困るって心のどこかで思ってた。いつか姿を消したときがきたら、そのときは気が済むまで泣いてもいいから今は重岡くんを見ていたいと半ばヤケになって降りたところはあるにせよ、やっぱり好きな子には夢を掴んで欲しい、デビューしてほしいと願っていた。



それが、ついに今日叶う。重岡くん、長かったね。
改めて、デビューおめでとうございます。


***


虹って、雨の雫が太陽の光を屈折させることで人間の目には七色に映るんです。太陽光は光の色の要素全てを持つ光だから、屈折率の違いから各色はそれぞれ屈折して、白色光が七色に広がって見えるんです。
だから虹色は、元をたどれば実はひとつの光で。でもそれぞれの色が違う特徴を持っているから七色に見えるというそういう原理。


ジャニーズWESTは、彼ら7人が7色を身に纏い、自分たちは虹だと公言しているのも含めて、虹を思い起こさせるグループです。
1月、急に雨が降ってきた。さっきまでの晴天が嘘みたいな土砂降りの雨。傘も持たず外にいたので濡れてしまって全身びしょ濡れ。雨宿りをし始めるもなかなか止まない。どこにも行けず立ちすくんでいるといつしか止んで雨上がり。あーあ、濡れちゃったなあって俯いて歩き始ると日が差してきた。光に釣られて空を見上げると虹がかかっているんです。
1月、2月、ホント色々あったよね。リアルタイムでドキドキできてよかったよ。関西ジャニーズJr.って結構異色で、コンサートもするし映画だって出ちゃうし、なんならデビュー組より働いてるんじゃないの?ってくらい「ジュニア」という言葉がその意味を失っていたと思うけど、最後の最後にジュニア担っぽさを思い出させてくれて(今となっては)楽しかったー。これぞジュニア担の醍醐味。もうジュニア担にはならないけど*1これももう笑い話だね。


7人それぞれ個性があって、それが集まると最強の侍になる。ジャニーズWESTにはそんなアイドルになってほしいです。
決して短くない時間を共に過ごした7人です。虹の7色は元は同じひとつの色だと書いたけど、7人が今まで過ごした記憶の共通部分はきっと計り知れないほど多い。楽しいことももちろんだけど、悔しいことも、悲しいこともたくさんたくさんあったはず。アイドルでいてくれてありがとう。ステージに立つことをやめないでいてくれてありがとう。


長く一緒にいたメンバーだからこその阿吽の呼吸とか、仲良しなところとか、これからたくさん見ていけるんだなぁと思うと胸がぎゅっとなります。ドキドキします。
そして、ルーツは関西。関西色をこれでもかと言うくらい出して、おもろかっこかわいいアイドルになってほしいです。「てっぺん」とってほしいです。



この7人なら奇跡だって起こせると思っています。
変わっていってしまうものもひとつやふたつじゃないんだろうけど、今の気持ちも野望も変わらないでいてほしい。いつまでも素直でまっすぐな重岡くんでいてください。



君たちにはほんまにほんまに敵わんわー!大好きな7人です。
京セラドームを天井席まで埋めたとき、デビュー前から知ってるよと自慢させてください。
目指すは世界の一等賞!

*1:7年ぶり2度目