0128-宝箱は胸の中

本当は新年一発目に書きたかったけど中途半端に他の話題と同じエントリで上げるのはどうかなと思ったので。二月の日生が始まる前に、あのとき思ったこととか。
二月の日生ではまた事情が変わってくるかもしれないし、早いうちにその時の気持ち書き残しておく。

デビューについて。




カウコンで発表がありました。わたしはそのときまさに東京ドームにいたのですが、テレビ放送と同じタイミングで会場でデビューのことを知りました。そのとき思ったこと、一番に思ったこと、包み隠さず書くと、
「すごいね、おめでとう!」
でした。


曲中ずっと、姿が見えなくなるまでオレンジの衣装を着た彼らに祝辞の念を送っていました。おめでとう、おめでとう、すごいねと。そのときはすごくすごく嬉しくて、足に力が入らなくて、うまく立てなくて。その気持ちに翳りが無かったかと言われると、今となっては曖昧です。というのも、興奮状態が続いていてそのときのことをほとんど覚えていない。ただ嬉しかったのは覚えてる。とっても嬉しかった、大好きな子がデビューする瞬間に立ち会えたこと。


以前のトラウマ*1で、ユニ解体されてもショックを受けないように、ユニットまるごと好きになっちゃだめだと言い聞かせながら重岡くんだけを好きでいようと決めていました。それは降りる前からでした。結果を言えば無理だったのだけれど、自分の中であの子のことを好きになる対価として最初に抱いた決意でした。そして、わたしは忠実にそれを守っていたつもりだった。
これは去年の春の全国ツアー初日のログです。これが一番顕著です。わたしがまるっと好きになってしまったのは、多分このとき。

【2013/4/15】

@5h_5k
ジュニアをまるっと好きになっちゃだめだって知ってるのに、こんなコンサートされたら好きになっちゃう。また泣くのかな、でも泣いてもいいや。この一瞬一瞬が宝物だよー
posted at 15:08:29

個々ではもちろん好きだったけど、あの子もあの子もかわいい、でも重岡くんだけいればいいってそう思ってた。最初は。でも気付いたらもうすっかり"みんな"を好きになっていて、うん、みんな、でも、その中でもやっぱり7WESTが好きでした。



今回は覚悟ができていたからか、耐性がついたのかw、それともわたしが大人になったのか、まだ全貌が見えないっていうのもあるかな……。ちゃんとした理由はわからないけどあの時*2のように心抉る感じは無くて。
ドームを出ても、単純におめでとう、嬉しいね、すごいの三拍子でふわふわした気持ちだったのを覚えています。それが、年が明けて一番に感じたことでした。一番に驚いたこと、一番に嬉しかったことでした。


それよりも心抉ったのは4日後、関西ジュニアでの城ホール公演。
わたしは関西ジュニアがガツガツしてるのが大好きで。「デビューしたい」、何度もこの言葉聞いたけど、それに向かって流す汗が大好きで。
なのにいざその夢に手が届いたすぐ後の公演でそれに触れないって何よと思ってしまった、正直な話。あんなにモヤモヤするコンサートは本当に久しぶりでした。いや、コンサート自体はとっても楽しくて幸せな時間だったんだけど、そうじゃない。わたしが大好きだった関西ジュニアの持っている空気がそこにはありませんでした。
きっと聞けると思っていた「おめでとう」の言葉を、「自分たちもこの波に続くぞ」という言葉を聞けなかったのが、言葉を選ばずに言うと後味が悪かった。素直に喜んじゃだめなのかなって思わせるようなコンサートだったんです。本当に辛くて、腹が立って、何よりも悲しかった。
向かい風さえ乗りこなすと歌う彼らが好きだったのに。
大きな罪を犯した友人を必死で庇うような、そのことを誰も知らないよと言わんばかりのあれは何?みんな知ってるのに、みんなで嘘をつく。今思い出しても悲しい。
悪いことなのかな、って思ってしまった。わたしはデビューしたいと、絶対デビューしてやると奮起する彼らがいつか「やったぞ」と誇らしげにしている姿を見たかった、大阪で、あの大阪城ホールという場所で、見られると思っていたから。


7WESTって公式で呼ばれることなんてもうとっくに無かったと記憶してるけど、衣装さえばらばらだったあのコンサートはわたしの古い記憶をチクリと突き刺す。ちょっと、胸が痛かった。
あんな空気のコンサートは本当に初めてでどうしようと思ってしまった。自分一人がモヤモヤしたコンサートは以前にも体験しているけど、会場全体が異様だった。あの不安な感じ、なんだったんだろう。あの場所にいたそれぞれが持つ未来への不安の表れというの表現が一番近いかなぁと今になっては思います。
ちょっと、長すぎたんだよね、多分。ジュニアの中で自分の立ち位置が定まってきてからが長すぎたんだよね。
ド新規がわかった口をきくなと言われればそれまでだけど、わたしが知ってるあの子たちが作る現場はいつも居心地が良かった。きっと彼らもそれを感じていたんだろうなあ。でもあの居心地の良さがここにきてマイナスに作用するとは思ってなかった。待ち望んだデビューだというのにひた隠しにしなければいけないのはその居心地の良さへの甘えだしそれを壊したくないから。


重岡くんの最後のジュニアとしてのコンサートがこれって、やっぱりちょっと寂しいなあ。わたしの大好きだった関西ジュニアはもう見られないのかと思ってしまった。ギクシャクした感じが嫌だった。7WESTが同じ衣装を着ないのが嫌だった。BADと重岡くん、小瀧くんの4人は同じ衣装着るのに。何の説明もなかったけど。なんだよそれ。やっぱ納得いかないよ。


日付は飛んで1月末、昨日のことですが、帝国劇場。ジャニーズ2020ワールド千秋楽でジャニーズWESTとして紹介されるわ4人でええじゃないか歌うわだったそうで、忘れかけてたモヤモヤ思い出したしまじかよお前らってちょっと呆れた…w
いや、これが上からの指示だったとしても、っていうか多分そうなんだろうけど!大阪城ホールで頑なに口をつぐんだあれはマジでなんだったんだwいやもうぐちぐちいつまでも言いたくないからいいけど、いやよくないけど!お前ら(運営含め)もうちょっとこっちの気持ち考えろよと思っ…てもバチあたらないよね?wここまで来ると逆に逆に城ホールでのあのお葬式ムードなんだったんだろって…思うよね……。


いろいろ。みんな多分色んなこと考えてる。重岡くんが今何を思ってるのかとかわかるわけないけど、きっといつか答え合わせができる日が来ますようにーと雑にしめておく。
未練はちょっとある。関西ジュニアのキラキラ、好きだったから。いつまでもジュニアでいてほしいなんて言わないけど、でも一番いい時期だったと思うし最後に見たその「一番いい時期」のコンサートがあれって。これを未練と言わず何という。これは未練だ。何も知らなかった頃のコンサートが今や夢だったのかなぁなんて、あれは間違いなく現実だったのに、夢だったのかなあなんて絶対思いたくないのに、うっすらとどこかへ消えていってしまうようだ。


願わくは消えないで、あの頃の君。

*1:もう散々お話しているのでいいですよね…

*2:トラウマ