「春」

本当に久しぶりにネットの世界に帰ってきたような気がするので、ここ数日は昔(といっても1年ほど前)好きだったダイアラさんのダイアリを巡ったりしていたんだけど、ダイアリを書く人が確実に減っていて涙目。ダイアリに戻って来たのって、なんだか時代に逆らってる?とも思ったけど、わたしダイアリ書くの好きだもん、いいよね。


さて、今日は忘れないうちに卒業式のことを書こうかな。わたしが忘れたくないだけ、需要が全くない、卒業式の話。(画像あります、注意。)


3月1日、大好きだった高校を卒業しました。




前日の前夜祭、本当に終わりなんだってそこにいた誰もが思ったんだと思う。前夜祭ではすすり泣く声が少し聞こえた。わたしはそのときも泣きそうだったけど、家に帰ってから随分泣いた。手紙を書いているときに、今までのこと思い出してしまった。


次の日、卒業式。式が進んでいく中で、泣きそうになった箇所はたくさんあった。泣くことはわかっていたからなんとか堪えたけれど、最後の記念歌で堪えられなかった。イントロ、ティンパニの響く音。わたしたちの大好きな、この学校の記念歌。


わたしがあの高校を選んだ理由は、交通の便、友人関係、校風…たくさんあったんだけど、その中に「あの学校の記念歌*1を歌いたい」がありました。
一度学校見学?説明会?忘れてしまったけど、そのときに聞いた記念歌が忘れられなくて。


入学式、体育祭、文化祭、ことあるごとに歌ってきた記念歌にはたくさんの思い出が詰まっていて、それをこの学校の生徒として歌うのは最後だったから。卒業式が最後だったから。
泣かずにちゃんと笑顔で歌いたい、そう思ったけれど弱いわたしは涙を止めることができなかった。


先生たちには「化粧が落ちるから泣くな」と言われ、笑っておめでとうなんて言うもんだからわたしはまた泣いて。
それから、教室に戻って、写真とって。最後だねって笑い合う。わたしは3年間を終えてしまった。もう戻らない時間は、わたしにとって大事な宝物になりました。



3年間ありがとう。もちろん袴は藤色だよ!

*1:校歌ではない